フジクス九州株式会社

フジクス株式会社

上向き洗浄工法・振り分け技法
雑排水管洗浄

集合住宅定期洗浄の必要性

外観は綺麗に見える集合住宅も、建物の耐用年数を迎えるよりも遥か前に、
内部配管の老朽化によって寿命が来てしまうといったことが、しばしば発生しています。

排水管老朽化の原因として考えられるのが、毎日の食事から生まれる生活排水、浴室や洗面所から流れる石鹸や洗剤・髪の毛などです。

これらは排水管内でヘドロ状のスラリーや硬化したスラッジへと変化。
次第に厚みを増して流れを悪くさせ、ゴボゴボと言った音や悪臭の原因になります。
そしてついには、流れきらなかった水が逆流する「溢れ事故」となって、多くの家庭に迷惑をかけることになるのです。

また、このような老廃物を長期間そのままにしておくと、酸化・腐食・鉄バクテリアの増殖によって管の腐食が進み、穴が開き、「漏水事故」を起こすことになってしまいます。

こうした事態を未然に防ぐためにも、配管の定期洗浄が必要なのです。

  • 配管内部 / 洗浄前

  • 配管内部 / 洗浄後

従来の排水管洗浄(下向き工法)

一般に行われている下向き洗浄工法では、
上の階から下の階へ向かって洗浄するため、
上から落とした汚れが管を塞ぎ、
詰まって溢れ事故が発生したり、
曲がっている部分の汚れが落とせず、
ゴボゴボとした音が発生することがあります。

フジクス35MPa振り分け・上向き工法

フジクスは、独自の「振分け技法」を用いた
「上向き工法」による、
配管洗浄システムを採用しています。
「上向き工法」は、
下の階から上の階へ向かって洗浄するため、
正確かつ安全、スピーディに管内の汚れを落とすことが可能です。

管内事前調査

雑排水管定期洗浄で重要になるのが、
配管経路を把握するために図面調達をしたり施工物件へ足を運んでマンホール等を確認する『事前調査』です。
思わぬ事故を引き起こしたり、
洗浄が不十分に終わってしまうことを防ぐため、
当社は洗浄工事に先立って、
詳細な調査・検討を行っています。

まず、一級管工事施工管理技士を中心とした営業スタッフによって、
設計図面や現場の設備状況を調査します。
そして、産業洗浄技能士を中心とした工事スタッフと合同で工事仕様の検討を行い、
当社の長年培ってきたノウハウを元に、
その建物に最適な施工方法が決定されます。

  • 配管内部 ファイバー画像

    洗浄前

  • 配管内部 ファイバー画像

    洗浄後

雑排水管洗浄箇所

集合住宅の雑排水管には、大別すると、【共用管】と【専用管】があります。

特に、各家庭と連結し、排水される汚水を一手に引き受ける共用管は重要です。もし、共用管の途中で物が詰まったり、付着物で管の内部が狭まってしまったりすると、うまく排水できずに溢れ事故に繋がることになるため、共用管を完全洗浄することが必要です。


専用管は、各家庭それぞれで使用している排水管です。こちらの洗浄作業は家庭内に立ち入って行われるため、清潔かつ迅速に行わなければならないと当社は考えます。洗浄箇所は、台所の流し台、浴室、洗面所、洗濯場です。

  • 台所の流し台

  • 浴室

  • 洗面所

  • 洗濯場

※仕様打合せにより洗浄箇所は異なります。

専用部の雑排水管洗浄は、昔から油等で汚れやすい台所排水が重要視されてきましたが、近年は洗剤・柔軟剤・うがい液等、排水される物の多様化により、浴室や洗濯系統にもヘドロ状の汚れ等が確認されるようになり、溢れ事故が増えています。
建物配管の確実なメンテナンスのためにも、施工前の図面調達や現地調査をはじめ、施工当日も各ご家庭の居住者様や管理員様に様々なご協力を頂いております。どうぞ宜しくお願いいたします。

除菌消臭高圧洗浄

フジクスでは通常の高圧洗浄の他に、除菌消臭高圧洗浄「管洗浄プラス」も施工しております。

「管洗浄プラス」では除菌・消臭効果を持つ次亜塩素酸水「AQ水」を用いて排水管を洗浄します。これは単なる詰まり解消のみならず、施工時に発生する排水のニオイを分解消臭するため、商業施設やオフィスビル、病院等、衛生面での配慮が必要な施設で施工しております。 また消臭のみならず、除菌作用も非常に高いという点が大きなメリットです。高圧洗浄車にAQ水生成装置を組み込むことで大量のAQ水を作りながらの洗浄が可能で、雑排水管やトイレ配管の衛生管理に最適です!

⇒管洗浄プラスとは

⇒除菌高圧洗浄車増設のお知らせ

お問い合わせ

お申し込み: 当社へお電話、またはお問い合わせフォームよりご連絡下さい。
日程   : お客様と調整のうえ対応いたします。
施工エリア: 東京・神奈川近県および福岡市・北九州市周辺(その他地域はお問合せ下さい)

お問合せ先: TEL.044-245-0822 / お問合せフォームは こちらのページへ